最初は発声、
特に何も言われず、最近はこちらはメインではなくウォーミングアップな感じになりつつあるけど・・・
ちかごろ調子が良くなく、最初の頃とは別の緊張と不安がある。
ちょっと無理しているから、この練習が終わると少し声が枯れている体感。
次のConcone#27
最後のソド#レラソの上行形の音がどうやっても取れなかった。
というか、この程度に取れない音というのは私にはたくさんあるのだけど、なぜ今までスルーされてきたのだろう。
要するに、私にはその音をイメージできないからとれない。
「こういう音形が不得意だよね」
と指摘されたが、要するに私は臨時記号が苦手で、その前後が見えなくなる。
結局、自分ではどうなったのか分からないまま、なんとなくクリアになってしまったけど。
最後の歌曲、Aria di Chiesa
これは「リズム感がない」とバッサリ。
近ごろ、歌は向いてないなぁ、辞めようかな・・・と思っている。
そもそも、苦行でしかないのに、どうして続けているのかも自分でよく分からない。
歌に投資してきた4年が惜しいのかもしれない。
しかし、投資しただけの成果があったのか、これからあるのか、という点で、見通しが立たない。
投資というのは、お金ではなく、かけた時間の問題だ。
歌だけのために、私は毎日何時間を費やしているのか。
それだけ上達したと言えるのか、これから上達する見込みがあるのか。
(ないんじゃないかな?)
と思いつつある。
だったら、人生の貴重な時間リソースは、他のことに投資した方が有意義なのではないか。
投資先の選択が正しくなかったかもしれない。
うちの先生は、上級者を教えるのに特化していて、決して初心者向きではない。
(物理的な発声に関しては、初心者にも対応している。音楽の初歩的技術を教えるのには対応していない)
でも、それなら初心者向けの人に習いたいかというと、そもそも、そこまで歌いたいわけでもない。
いまの合唱団で、ずっと役立たずなのが嫌だったから、それだけだ。
習ったことで、潜在的に役に立ちうる「声量」は獲得した。
だが結局、不正確な声が声量だけ大きくなっても迷惑にしかならない。
練習すればするほど、できないことが可視化されて、音楽が苦手だという意識は強くなる。