vol.26

発声練習から。
まだ下顎を下げるな、と注意を受ける。
初歩的な課題は残っているけど、1年前と比べれば確かに鳴るようになっている、と録音を聞くと感じる。
速いパッセージではまだ声が金属的。
余裕が出てくれば、ビブラートがかかるようになる、もう少しだね。
だそうだ。
もう少しか。楽しみだ。

Concone#24
私にはだいぶ手に余るようになってきた。とれない音が増えてきた。
まだ、直してもらえれば修正できる範囲だけど、次のはどうかなぁ・・・

歌曲は、Tu mancavi の仕上げ。
好きな曲なんだけど、歌詞割りに気を遣うので精一杯。
全くもって完成度の低いまま終了。
本人としては消化不良で残念だけど、今はこの程度でよしとせねばならぬのだろう。
聞き終わっての先生の第一声
「良いよねぇ。男のテノールだと、この曲は歌いきれない」
これ、「女性はいいなあ」と言われてるだけで、私が褒められたわけではない。

受講し始めた当初は
「高音を地声で歌うのは、女性のほうが男性より難しい」
と先生は認識してらしたが、「女性のほうが簡単」となったのは、Concone#6からかな。
結局、男性と同品質の高音にはならない。という前提を受け入れた上での認識変更かな、とは思う。
自分でも、高音のキンキン声はなんとかならんのかと思うからなぁ。
先生の言われる、最高音付近での「金属的な声」のことではなく、通常アルトの守備範囲と重なる程度の音域での話だ。
ここがちゃんとテナーの声になっているのか、我ながらいつも疑問だ。
録音も、「自分の声」にしか聞こえないので判断がつかない・・・。

時間があったので、次のDeh, piu aなんとかいうのを少し。
音名でサラッと読んで、rit.の処理について指示を受けたところまで。

vol.25

月2のレッスンでvol.25
ということは、2年目に突入したということだ。

発声練習から。
今日は昼練からちょっと喉の調子が良くなかったが、結局ちかごろの試行錯誤が失敗なのだろう、元の路線に戻すことにした。

Concone#23
これは細かいリズムが合ってるのか判断できないけど、それ以外は難しいことはないので、音名で2回、ラララで通して終了。
途中で#25の話で転調を教えてもらった。

Tu mancavi
頻出するrの歌詞割りでダメ出し。確かに変だった。
最後にもう一度最初から歌ったときに、
「今の、トリル歌おうとした?」
いや…単に音程が揺れただけだと思う。
しかし、練習では遊びで入れてみたりはしてるけど、という話をしたら
「入れられるなら入れたほうがいい」
とトリルの練習になった。
この時代のトリルは音符の上の音から歌いはじめるのだ、と、歌ってみせてくれたが、う~む、さすがプロが歌うとめちゃくちゃ劇的。
ファミファミ…で次の音符レに行くとき、ちゃんとミからいけ、ファから直接レに行くなといわれたけど、自分は揺らしているだけで何を歌ってるのか分かってないので難しい。笑われたが練習しておくように、と、トリルは入れることになってしまった。一週間でどうにかなるかなぁ…。