vol.17

9月1回目の練習。

発声練習は、vol.13と同じヴァージョン。
今日は昼の練習で、わりと喉の調子が良かったのが、まあまあ継続していて助かった。
発声自体は、やはりO音の高音がまだ苦手で、上顎の上げ方が足りないとて注意される。これは喉を痛めないようにやるのが難しい。微妙なバランスを要する技術に思われる。

発声vol.13はさっさと終わるやつなので、すぐに前回ボロボロだったConcone#15に入った。
これ、私が家で練習するのよりもかなり低速なので、きっちり音程を乗せないといけないのがスリリングだった。しかも、先生の伴奏は私の機械伴奏とかなり違う気がする…旋律をなぞっている部分を消してるのか、しかし非常に妨害的な音に聞こえるので、単にミスタッチ、もしくはわざと攪乱して、それでも音程をキープできるか試されているのだろうか。なんだか瓦礫の足場を登山するような、どうにも不安定な心地だったけど、特に何も言われないから合っていたのかもしれない。
前回ほぼ全滅だった音程は、発声の問題で落ちぎみな高音を注意されたくらい。
あとは、最高音Gの発声が悪いと叱られた。気をつけねば。
全体としては、特に残った課題もなくクリアにしてくれた。良かった…。

次のConcone#16も私は家で練習してたけど、先生のお手本を聞くだけで終わった。
これで、まだ何も準備してない#17に来週入る可能性は消えた。
たすかる。

歌曲はDimmi Amor。よほど迷ったのか、今回も
「結局やることにしたんだっけ?」
と確認された。
迷いの原因は「音が低いから」だけど、今日の私はそこそこ低音が鳴らせるコンディションだったので、この曲のD連打はしのげた。しのげてなくてもどうしようもないから、怒られはしないだろうが…
装飾の前打音が私は苦手で、どうせ重要でもないのだし削除してくれないかな、と思っていたら、逆に削除指定だったところを復活させられてしまった。
師匠「ここも、歌えるなら装飾入れた方がいいんだけど」
私 「いや、難しいです」
師匠「じゃあ入れよう、歌ってみて」
なぜそうなる💦

でも、何か言われたのはそれくらい。あと、長いフレーズにブレスを入れてくれた。
さらに残り時間の潰し方に迷ったのか、ふだんやらないヴォーカリーズでもう一度通した。確かにね、ドレミが外れると歌えなくなるのは私のデフォだ。でも読み方適当ながらこの曲はすでに歌詞でも練習してるから、ラララでもなんとかなるのだ。
で、次はイタリア語の歌詞の読み方を教わるステップに。なんか今日の練習の中で、この時間が一番長かった気がする。それでも時間が余ったので、先生に合わせて歌詞で歌ってみる、というフェイズへ。そこでやっと終了。
やっと、というのは私の感覚ではなく、たぶん先生の感覚…。

あまり歌わない日だったな。そういうこともあるか。
次回は次週。