A a a, der Winter der ist da by umikz
その1、2と続いた方言の意味不明な歌の後、子供向けのやさしい曲が登場してほっとしています。メロディはソルフェージュ初心者(つまり私レベル)でも初見で歌えそうなシンプルさです。他パートも覚えやすいと思いますが、テナーがけっこう激しいですね・・・ここでも、学習中の準固有和音の出番はありませんでした。何しろ、ドミソとソシレ(ファ)の和音しかないから仕方がない・・・それ以前に、そんな雰囲気の曲でもない。
タイトルは、「A, a, a, 冬がはじまるよ。」みたいな。
より正確には、冬がここに!みたいな感じでしょうか。
A, a, a とはなんぞや、というと、・・・意味はなさげです。
歌詞はこうなっています。
A, a, a, der Winter, der ist da!
Herbst und Sommer sind vergangen,
Winter, der hat angefangen.
A, a, a, der Winter, der ist da!
E, e, e, er bringt uns Eis und Schnee!
malt uns gar zum Zeitvertreiben
Blumen an die Fensterscheiben.
E, e, e, er bringt uns Eis und Schnee!
I, i, i, vergiß die Armen nie!
Wenn du liegst in warmen Kissen,
denk an die, die frieren müssen.
I, i, i, vergiß die Armen nie!
O, o, o, wie sind wir Kinder froh!
Sehen jede Nacht im Traume
uns schon unterm Weihnachtsbaume.
O, o, o, wie sind wir Kinder froh!
U, u, u, jetzt weiß ich, was ich tu!
Hol’ den Schlitten aus dem Keller,
und dann fahr’ ich immer schneller.
U, u, u, jetzt weiß ich, was ich tu!
A, a, a, 冬はここだ!
秋と夏は過ぎ去った
冬、それがはじまった
A, a, a, 冬はここだ!
1番の歌詞を訳せばこんなのです。ああ、普通に読める安心感。
で、結局 a, a, a とは何かというと、Winter の語尾の母音ですね。
A – Winter (ヴィンター)
E – Schnee (シュネー)
I – nie (ニー)
O – froh (フロー)
U – tu (トゥー)
と、対応してます。
クリスマスとか雪とかそり遊びとか、楽しさいっぱいな歌です。
3番だけ、唐突に
「寒さに凍える貧しい人たちのことを忘れるな」
と警告が入ってきますが、正論ですけど4番で何事もなかったかのようにクリスマスで大はしゃぎの子供の話に戻るので、とってつけた感が・・・