Ach Du Lieber Augustin

Ach du lieber Augustin by umikz

これは確かに聞いたことがあるメロディです。
検索してみると、たとえばこちらのサイト様「世界の民謡・童謡」で紹介されているように、「かわいいアウグスティン」として日本でも知られた曲のようですが、それにしても日本で実際に歌われているのは替え歌『岩をぶっちわり』だそうで、それは私は聞いたことないのですよね・・・どこで聞いたんだろう。

楽しげな曲調なんですが、内容は

「ペスト禍で何もかも失ってしまった!」

というもので、折しもコロナ禍真っ最中のこの時期に編曲することになるとは、何の巡り合わせでしょうか。

「可愛いアウグスティン」は、この歌の中では最終的に死んでしまったようです。
ちなみにlieberって、必ずしも容姿などが「可愛い」ではなく、英語のdearと同じく親しい人への呼びかけの言葉なので、アウグスティンはおっさんかもしれません。家族や友人がその死を嘆いているのだと思われます。

このフレーズ

Jeder Tag war ein Fest,
Jetzt haben wir die Pest!

【意訳】かつては毎日がフェストだった、いまは毎日がペストだ!

って、なんとも、現況と引き比べてしまいます。

これに倣って、何かうまいフレーズがないでしょうか、
かつては毎日が〇〇○だった、いまは毎日がコロナだ!
ってやつ。

曲調はむしろフェスト仕様で、妙に明るくシンプルです。
編曲の技があれば、ここに哀愁を紛れ込ませたりできるのでしょうけど、私は素朴にメロディに合わせています。
先日「V調のV度」を勉強したので、ラストに使ってみました・・・。

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