Alles neu, macht der Mai

Alles neu, macht der Mai by umikz

編曲を始める前に、とりあえず初見でメロディを把握するのですが
私がすらすら読める曲、は、けっこう知っている曲だったりします。

ソミミ、ファレレ、ドレミファソソソ・・・

ちょうちょ、ちょうちょ、菜の葉に止まれ

ってこれ、ドイツの曲だったのか。
調べてみると、このメロディ自体は古いもので
けっこういろんな詩がつけられているようです。
これもそのひとつ。
「ちょうちょ」の原曲は「Hänschen klein」と
紹介されてることが多いみたいですが
時代的には、こちらの方が古いようです。

でも「ちょうちょ」の原曲とはいえ、曲尾が決定的に違いますね。
こちらは普通にドミソソドと終止感満載に終わっているのに、
なんで「ちょうちょ」は中途半端に「ミ」で終わるんだろうか?

それにしても、この曲の編曲は意外と難しくて
ちょっと音を動かそうとするとあちこちに地雷があり
私の知識では、非常につまらない編曲しかできませんでした😅
シンプルなのはいいんですけど・・・
ソプラノに「ソド」と終わられてしまうと、バスが動けないんですよねぇ
オクターブ下で何かしようとしても、ちょっと低すぎるし。
内声も、動かすに動かせない。
ほんとはソプラノに追随して動かしたいんですけど、
最後の5度下行で、アルトの行き先がなくなってしまうし。
「ちょうちょ」みたいに、ソプラノ「ミ」で終わる方が
よほど自由度は高いですね。変だけど・・・。
途中のV7(macht der Mai/kommt hin-aus)も、
1拍目のソプラノのファを処理するのに必要だったんだけど
本当は曲の途中で第5音を省略しない形は避けるべき
でも2拍目のソプラノが第5音だからどうしようもないです
VIに接続すればいいんだけど、そしたらその先のVとの連結で
TB間の連続5度が避けられなくなる
・・・とにかく「ああいえばこういう」的な
ウザい曲、もとい難解な曲でした😂
(たぶん、私の引き出しが足りてなさすぎるだけですが・・・)

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