Alle Vögel sind schon da by umikz
馴染みのあるメロディで、日本でも「霞か雲か」という名前で文部省唱歌にもなっているようですが(Wikipediaより)
かすみか雲か はた雪か
とばかり匂う その花ざかり
・・・
私の世代では、この歌詞に聞き覚えはありません。
リコーダーででも習ったのかしら。
原曲は童謡で、August Heinrich Hoffmann von Fallerslebenによって歌詞が与えられています。
Fallerslebenといえば、なんと言ってもドイツ国歌(となった詩)を書いた人ですね。
こんなところで名前を見るとは🤔
日本人でもわからない日本語のいかめしい歌詞に比べて、
日本人でもわかるドイツ語の、ただただ
「春が来た!小鳥がみんな歌ってる!」
的な、全く平易な童謡です。
私の編曲も、例によってシンプルです。
A-B-A型の構造で、
A部分の末尾はI^2-V7→Iで終わってますが
本来は第5音を省略しないV7の基本形は、
曲尾以外に使わない方がいいみたいです。
でも、第5音が主旋律に使われてるから仕方ないじゃん?
(第7音を使わず、V三和音にすればいいだけですけど)
B部分に、またV7の第2転回形・根音省略型を使いました。
今回は
「第7音を重複、ソプラノでない方の第7音は2度上行する」
というタイプをそのまま適用。
Iの和音からの連結で、SA間が連続5度に見えますが
後続5度は減5度なので大丈夫なはず…。