正直なところ、何よりも目を引いたのは、
Hoffmann von Fallersleben
「世界に冠たるドイツ」を書いた超有名人じゃないですか〜。
もっとも、ファラースレーベンはそんな意味で Deutschland über alles と書いたわけではなく、純粋な愛国心から「何よりも大切なわが祖国」という意味で書いたものだ、と、私はNHKラジオドイツ語講座で20年ほど前に学びました(笑) ナチの時代よりはるか前の、ドイツがまだ統一されてなかった時期に書かれた詩ですからね。
彼は童謡もたくさん書いてるんですね。これから先も出てくることを期待します。
この詩のタイトルは、「また夕暮れになる」って感じでしょうか?
全体は、以下のようなもの。
この詩にはいろんな人がメロディをつけているそうで、ここで採用したRinckのメロディはその中でも最も古いもので、もともとは男声合唱として書かれたものだそうです。というか、先にあったのがメロディの方で、そこにこの詩をあてはめたのだそうですが、男声合唱だったからにはもとの曲にも詩があったはずで、それはなんだったんでしょうか・・・。(このメロディにも複数の詩がつけられているそうです、ややこしい)
Abend wird es wieder:
über Wald und Feld
säuselt Frieden nieder,
und es ruht die Welt.Nur der Bach ergießet
sich am Felsen dort,
und er braust und fließet
immer, immer fort.Und kein Abend bringet
Frieden ihm und Ruh,
keine Glocke klinget
ihm ein Rastlied zu.So in deinem Streben
bist, mein Herz, auch du:
Gott nur kann dir geben
wahre Abendruh.
(aus Wikipedia)