最近、ペンパルサイトでイタリア在住ルーマニア人女性と知り合った。
こういうサイトで自分から声をかけたときは、先方はこちらに興味を持ってないから、自分が会話をリードしていく必要がある。相手が何に興味があって、会話を成立させられるか・・・を探り当てるのはゲームのようなものだ。
彼女の場合は、「お菓子づくり」がヒットした。食べ物の話から、スイーツの話になり、ティラミスの作り方を教えてくれたものだ。かなり王道の作り方で、ただ彼女はエスプレッソにラム酒を入れるのが好きだ、ってことだった。なるほど、それはオシャレかも。
そこで、作ってみることにした。とはいえ、彼女のレシピに準拠はしていない。まずマスカルポーネって高いし、そんなに売ってないし・・・。検索してみると、マスカルポーネの代用品としては、クリームチーズのほか、水切りヨーグルトや絹ごしどうふもアリ(何に使うかによる)。なるほどヨーグルトでもいっか、と、すでにここでティラミスから逸脱することになった。
あとレディフィンガービスケット・・・検索してみると、これは簡単に作れそうなレシピがある。
というわけで、ティラミス風の何かのレシピ。
ヨーグルトティラミスとでも言っておくか。
材料 |
スティックコーヒー |
2本分=4g |
お湯(コーヒー用) |
100ccくらい |
ラム酒(コーヒー用) |
小さじ1くらい |
ココア(上に振りかける分) |
適当 |
(レディフィンガービスケット) |
卵 |
1個 |
砂糖 |
20g |
小麦粉 |
25g |
(クリーム) |
卵 |
1個 |
砂糖 |
20g |
水切りヨーグルト(無脂肪・無糖) |
160g位 |
全体の手順は、
【準備】
(1) 水切りヨーグルト作っておく。
(2) ラム酒入りコーヒーを作っておく。
(3) レディフィンガービスケット焼いておく。
【ティラミス作成】
(4) クリーム作る。
(5) ビスケットをコーヒーに軽く浸す。
(6) そのビスケットとクリームを重ねる。
(7) 冷蔵庫で冷やす。食べる直前にココアを振る。
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(1)は、無脂肪ヨーグルトをボウルの上のザルにあけ、冷蔵庫に数時間放置。最終160gくらいになった。
(2)は、スティックのインスタントコーヒー2本を100ccくらいの湯に溶かして常温まで冷まし、ラム酒小さじ1くらい混ぜておく。
(3)の、レディフィンガービスケットの作り方。
(3-0) オーブンを180度・焼き時間15分に設定。
(3-1) 卵は卵白と卵黄に分け、それぞれに砂糖10gずつ入れる
(3-2) 卵黄+砂糖10gをハンドミキサーで混ぜる。
(3-3) 卵白+砂糖10gをハンドミキサーで混ぜる。ツノが立つまで。
(3-4) 上で泡立てた卵黄・卵白を合わせ、小麦粉25gを投入し混ぜる。
(3-5) できた生地を天板に絞り出し、オーブンで焼く。
(4)の、クリームの作り方。
材料 |
卵 |
1個 |
砂糖 |
20g |
水切りヨーグルト(無脂肪・無糖) |
160g位 |
(4-1) 卵は卵白と卵黄に分け、それぞれに砂糖10gずつ入れる
(4-2) 卵黄+砂糖10gをハンドミキサーで混ぜる。
(4-3) 卵白+砂糖10gをハンドミキサーで混ぜる。ツノが立つまで。
(4-4) 水切りヨーグルトに、上の卵黄・卵白を混ぜてクリーム完成。
(5) ティラミスを組み立てる。
ビスケットをコーヒーに軽く浸しつつ、下から
ビスケット・クリーム・ビスケット・クリーム
と重ねる。
あとは、冷蔵庫で冷やす。食べる前に茶こしでココアを振りかける。
書くと長いけど、簡単だったわ。
ビスケット作るのも、ティラミスのクリーム作るのも、最初の卵を別立てで泡立てる作業は共通だ。卵白でメレンゲ作るのに使ったハンドミキサーは、そのまま卵黄混ぜるのに使って大丈夫だけどその逆はダメだと思うんで、先に卵白泡立てた方がいいと思うなぁ。
エネルギー |
タンパク質 |
脂質 |
炭水化物 |
塩分 |
499kcal |
23.2g |
13g |
73g |
0.6g |
これで、15cm*15cm*5cmの容器いっぱいにできる。
一般的な本物レシピの「生クリーム+マスカルポーネチーズ」のとこが、「無脂肪ヨーグルト」に置き換わってて、しかも卵1個しか使ってないので(ビスケット作るのにもう1個使うから、全体では卵2個)、意外に低カロリーだ。あんまり甘くないけど、これくらいが私の好みだな。また作ろっと。